【新しい】カオス*ラウンジ【自然】終わりました。まずは最後の週末の模様をUP

展覧会最終日、様々な展示作品の下に埋もれて爆睡していた美青年。まさにこれがカオス*ラウンジ。

イケメン王子様も眠りから目覚め、パーティーはおしまい、おはようございます。
(注:ssig33さんからイケメンに注がれて、手からこぼれ落ちている液体はやたらアルコール度数高めなお酒です。)
　
http://chaosxlounge.com/exhibition/781.html
http://chaosxlounge.com/atarashiishizen/
twitter ハッシュタグ「#chaos2010」
　
黒瀬陽平「『【新しい】カオス*ラウンジ【自然】』展解説ー新しいSHOWの形式」
http://aar.art-it.asia/u/admin_edit1/eRyZKvsl067uonULVwEh
ARTand ARCHITECTURE REVIEW
　

ということで、高橋コレクション日比谷で開催されていた
【新しい】カオス*ラウンジ【自然】最後の週末の模様を撮影しました。
最終日はとにかく会場内に人が多かった!
　

　
　カオス*ラウンジと言えば、なにかしらmgmgしながら作品製作!
今回は、会場内に差し入れの「みかん」が大量導入されてます。
このみかんが最終日の雰囲気に多大な影響(主にコタツ周辺でだらだらまったり方向)を与えました。
　

　今回破滅クルー製作の作品で大々的にフィーチャーリングされたのが、
破滅*ラウンジのインターネット周りで尽力されたtakano32さん　
http://taka.no32.tk/diary/
http://twitter.com/takano32
http://takano32.tumblr.com/
http://d.hatena.ne.jp/takano32/
来年はじめに開催される荒川智則個展での活躍も期待されます。
　

　今回の【新しい】カオス*ラウンジ【自然】で私がダントツに気に入った作品は、
荒川智則ことスケブリ(sskhybrid)さん立案のアナログVJシステム。
しばしば故障する扱い難さも含めて、とにかくパワフルでクレイジー。
破滅側展示の最奥部に展示されていましたが、圧倒的な存在感を誇ってました。
頭おかしい。
　

カオス*ラウンジの常として、会期中に会場内で作品がゾクゾクと増殖していきます。
会期最終日でも、当然のように会場内で新しい作品が制作されています。
むしろ、人が集まる最終日の方が一気に制作ペースが上がっていたような。
　
　カオス*ラウンジの作家の大半が拠点としているpixivなどのバーチャルお絵描き空間ですら、
多数の作家によって日々創作される大量の作品保管のためのサーバー容量確保でかなり苦労しています。
pixivやお絵描き掲示板のようにハイペースな創作がリアル空間で行われていたカオス*ラウンジでは
都心の個人ギャラリーとしては、、かなり広いスペースを誇る高橋コレクション日比谷も…

気が付くと、ご覧の有様だよwww!まさに、「綺麗だろ、これ、作品に埋もれて死んでいるだぜ…」状態。
真面目な話をすると、この創作物の嵩(かさ)は、展覧会運営側としては色々笑えないレベルです。
(撤収ラウンジのときに色々苦労することになるんだよね。)

　そして、生きている人間の頭部ですら、(特に当人に断りもなく)作品の基材として使われていきます。
　気が付くと、撮影していたわたし自身も展示作品と同化されられてしまう空間がカオス*ラウンジ、
これからの未来、人間としての尊厳はいったいどこに行くのでしょうか(＜クローズアップ現代のナレーション風に)。
　

会場では、hagino3000さん*1開発のKinectアプリが稼働。
このアプリ、一般人の反応が予想以上にバカウケで、未来はこちら側にありそう。
http://d.hatena.ne.jp/hagino_3000/20101211/1291997625
OpenCV+WebGLでメディアアートっぽい物を作った
http://d.hatena.ne.jp/hagino_3000/20101216/1292440615
KinectをMacに繋いでブラウザを操作できる様にするまで
電脳戦士ハラキリ -SE道とは死ぬ事と見つけたり-
　

最終日には、サウンドシステム設営担当のtomad社長*2が。
サウンドシステムもパワーアップして、爆音状態、選曲もお祭り騒ぎ。
最後には破滅*ラウンジで定番になった「紅(くれない)」ライブバージョンが。

紅

アーティスト: X,YOSHIKI,マーク・ボラン
出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
発売日: 1989/09/01
メディア: CD
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VISUAL SHOCK Vol.4 破滅に向かって 1992.1.7 TOKYO DOME LIVE [DVD]

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メディア: DVD
購入: 2人クリック: 24回
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http://d.hatena.ne.jp/hyakutou/20101219
　新進気鋭の写真家、百頭たけしさん。

　渋谷の破滅*ラウンジでは、
内原恭彦さんが設営時に来廊されてもの凄い量を撮影していたり、
うしじま*ラウンジでは会場に入りきらないほどのコスプレ撮影カメラマンが来場していたり、
鈴木心さんとの結婚で「写真家ってモテ職業なのかよ…」と話題になった坂井真紀さんが来廊されていたり*3、
隣のZen Foto Gallery*4が荒木経惟さんの写真展を開催していたこともあってか
そのほかにも写真関係の著名人をちらほらと会場で見かけましたが、
今回の【新しい】カオス*ラウンジ【自然】では、意外なほど「写真家業界」の有名人とは出くわしませんでした。
まあ、私が知ってる、この手の情報にアンテナ鋭い写真家さんは、あらかた見かけたから一安心かな?

私がせっかく色々と写真関係の歴史的コネタを用意して、会場の様々な場所にコッソリ仕込んでいたのに…。

(注:ブツ撮り用の簡易撮影ボックスです。)