もくもくモブに現れたフラッシュな亡霊たち

http://illcomm.exblog.jp/10286430/
イルコモンズのふた。


... とはいえ、
これはハイレッドセンターへのトリビュートでもなければ、
パスティッシュでもなく、もちろんパロディでもない。
影響があったかどうかさえも定かではない。
そうではなく、これはいま現実にそこにある
具体的な政治状況へのシチュアシオニスト的な介入である。

まだ今のこの時点では45年前の模倣と反復だが、
45年前のそれとの決定的なちがいは、
2009年のそれは映像に記録され(その一部始終は2カメ体勢で撮影された)、
いずれYouTubeに公開されて、ネットワークの中をさまよいはじめるという点である。
つまり、それは単なる反復ではなく「変わってゆく同じもの」であり、亡霊である。