排外主義に反対するだけの簡単なお仕事

http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20090929/1254246684
ビジネスから1000000光年
 
 名文。ブクマ&RTすべし。
 


たかだか排外主義に反対するだけの簡単なお仕事が
「殉教者」呼ばわりされたり「覚悟」が必要とされたりする現状が
十分に異常事態なんだね。
ましてや英雄なんてさ。
hokusyuが何度か「例外状態の常態化」という言葉を使っていたけれども、
これに当てはめるのは濫用かしら? 
 
 排外主義に反対したらボコられた。それは事実だ。
しかしながら、それに煽られて彼を過剰に英雄化するのは、
排外主義に反対するのは英雄的な――常人には成し得ない――行為である、
という認識を強化することになる。
結果、常人は萎縮する。それでは意味がない。
 
人並みに臆病な常人が、
それこそ刺身の上にタンポポを載せるような手つきで
排外主義に反対することが当たり前なのだからさ本来。
 
なんで当たり前か?
なんかあって排されたりしたくないもんな、そりゃ。

もちろんこれは、政治的に中立でない立場から発された政治的な主張だ。
とどのつまり、DIOが毎朝パンを食べるように常人も政治的であっていい。
だいたい「暴力はよくない」って、「非暴力主義」っていうイデオロギーだもんな。
toled氏のような目に遭う「覚悟」を決めて
そうコメントしたブックマーカーはどれほどいるだろう?
 
 そうでないのと同じように、排外主義へ反対することもまた取り扱われるべきである。