オープンソースの“デジカメ2.0”、スタンフォード大が試作
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090904_312972.html
INTERNET Watch
さらに、デジカメで動画を高解像度に修正できるアイデアもある。
例えば、低解像度の毎秒30フレームで動画撮影している場合、
周期的に高解像度のスチール画像をフレームに混ぜると、
高解像度画像の情報をもとに残る低解像度画像のフレームを後から高解像度に修正できるという。
このようなアイデアは、いずれもこのオープンソースカメラに実装することができる。
(略)
研究室では現在、オープンソースカメラのプロトタイプが動作している。
このカメラでは、Texas Instruments社のシステムオンチップ上でLinuxを動かし、
いくつかのプロセッサと小さな液晶モニター、
画像チップにはNokia N95携帯を借用し、キヤノンのレンズを使用している。
なお、プロジェクトはNokia、Adobe Systems、Kodak、HPが支援している。
プロトタイプが十分に成熟した段階で外部のメーカーに製造を委託し、
理想的には1000ドル以下で製造できるようにしたい考えだ。
その後、原価で同僚や学生に対して研究用に販売したいとしている。