サムスン、ボディ前面に液晶モニターを搭載したデジカメ

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090817_309017.html
デジカメWatch
 
 これ、間違いなくウケルよ売れるよコストも安くて万々歳。
なんでカシオはこれを出せなかったんだろう…。
  
 デジカメのとっても残念だったところって、
撮影者と被写体がビューファインダーの絵を共有できないことで、
被写体側から、撮影画像の微妙な調整を確認するのがとても面倒だったこと。
一気にこれで敷居が低くなりました。
 
 
 で、自分がDSC-R1で使っていたマル秘テクニックなんだけど、
カメラ慣れしていない相手を撮影するときには、寄りの広角撮影をする場合に、
「は〜いお姉さん、笑顔と目線下さいね〜」とかキャッキャいいながら、
バリアングルの液晶モニター"相手の方に向けて撮る"ことが結構ありました。
こんな感じで。
 
Gesture : I'm making nice photos for YOU.
期待した皆さんには申し訳ないけど、サンプルは美人なお姉さんの写真ではないんだ、これが。
 
 
 シャッター押すのは自分だけど、表情やポーズを決めるのは被写体。
これが、はじめての被写体やモデルさんにバカ受けするんだわwww。
 
 被写体がプリクラやケータイ自分撮り慣れしてる場合は、
自分の顔が見えると安心して、やたらイイ笑顔を出しやすくなるみたいで、
一眼レフでは絶対にできない機材のメリットが生かせて、場の雰囲気が良くなる。
こういう形で雰囲気をよくしていく撮影スタイルは、デジカメでないとできない。
 
 ビデオカメラだとバリアングルモニターが当たり前なので、
こういう形で自分撮りや家族撮りすることって結構あるんだけど、デジカメだとまだまだ少ない。
 
 ちなみに、これだと自分は液晶が見えない状態なので、
どうやってアングルや露出を確認するのかというと、大体マニュアルで露出決め打ちしたり、
撮影する瞬間だけDSC-R1の内蔵ファインダーに切り替えたり*1
液晶モニター消したくないときはGRD用の後付け光学ファインダーを使って、パララックスの補正は勘でやったりと。
昔のレンジファインダー機なら液晶モニター無しの撮影が当たり前だったんだから、今できないわけがない。
 フォーカスだけはオートモードを駆使したり、気持ち絞り気味のAモードで撮影するのがポイントです。
こういう場面では、人間の勘よりも、カメラの方が大抵賢い。
 

*1:セミオートで切り替えられる