えーと、「レイプレイ」で逮捕したんでしたよね?
http://d.hatena.ne.jp/heatwave_p2p/20090730/p1
P2Pとかその辺のお話@はてな
とのことで、無修正改造版レイプレイを流通させていたことに対する
京都地検は同日、福沢容疑者のわいせつ物公然陳列容疑を処分保留とした。
裏「性暴力ゲーム」をネットに…男を再逮捕 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
わいせつ物公然陳列容疑は処分保留となった。
ほんと、京都府警さん何がしたいの?と思わないでもない。
エロいゲームをよりエロクするMODパッチ*1の公開では、
どうもエロゲー会社さんからの協力がうまく得られなかったらしいです。
ネタ的に「旬の話題」だったのになぁ。
で、ここからがポイント。
それはともかくとして、レイプレイでのわいせつ物公然陳列容疑はうまくいかなそうだったが、
うまいこと児童ポルノを配付目的で所持していたことが判明したので、
有罪に持っていけそうな児童ポルノの方に容疑を切り替えました、というところだろうか*1。
ほんと、児童ポルノの単純所持規制が怖いですね!*2
5000点のわいせつ画像のうちの「1%」が児童ポルノ確定だったとか。
う〜ん、今どきのネットで画像集めている人だとすると5000点って枚数はやたら少ない、少なすぎる。
その中での1%ってのはキャッシュだとしたら「誤差の範囲」に近いような。
(残りの99%のわいせつ画像が全て2次元のイラストとかだったらそれはそれで凄いが…。)
続報が待たれますが、今出ている文面から察すると
ちょっとこれは最初の逮捕容疑が無理矢理こじつけているような感じがしますね。
裁判になったとき、この辺りが色々言われそうな予感。
「容疑者は約5年前からファイル共有ソフト「シェア」や「ウィニー」で、
約5千のわいせつ動画ファイルを配信していたとみられる」とあるので、
警察は共有者の監視をずっと続けていて、特に悪質な大量に共有している者を摘発したいと思っていたのでしょう。
しかし、放流じゃない共有(キャッシュに溜め込んで送信)での立件は、
故意の立証が難しいのでこれまで起訴された前例がなく、
被疑者の故意の認識がわかるまで逮捕ができない。
そこで、当該容疑者にしては
めずらしく放流の宣言を掲示板に書き込んだ(無理スジの)事案で摘発して、
自供を促したところ、あっさり「シェアやウィニーの世界を活性化させたいとの使命感があった。
(配信することで)優越感を感じていた [msn.com]」と
故意の共有を認める供述をしたので、本丸の案件に切り替えた。
こんなところじゃないでしょうか。
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=461632&cid=1616771
18 禁ゲーム無修正版を Share に放流した男、放流の件は「処分保留」になるものの別件で再逮捕
スラッシュドット・ジャパン