「不景気になると、いい音楽が出てくる」と小西康陽は言っていた記憶がある。

http://r25.jp/b/honshi/a/long_interview_details/id/110000007294
小西康陽インタビュー R25


「いやいや、ありましたよ。心の中でストラグルしてました。
でもどれもできなかった。
バンドも組めなかったし、楽器の演奏もヘタクソだったし。
コンテスト出るにも何もないし曲も作ってないし。
音楽の会社の就職活動も、ダメだろうと思ってやらなかった。
のほほんと生きてたように見えて、心の中では苦しんでましたね」
 
 だが人生は本人の意図とは必ずしも関係なく、動くときは動くのだ。
 
「2〜3年は悩みに悩んでました。
当時、僕はお金がなくなると札幌の実家に戻ってたんですが
…ある日、札幌で天気がカーンといい日に、
ふと“別にこのまま就職しないで、ずっと遊んでられたらそれでもいいのかな”
と思ったんです。
そしたら気が楽になった」
  
心機一転とか、いうことでは何もない。単に「これでもいいか」と思っただけ。