「夜カジ家電」の最新動向を見る

http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/ohkawara/20090511_163907.html
家電-コラム-大河原克行の「白物家電 業界展望」


共働き世帯の増加や、単身赴任、ひとり暮らしなど、
夜の時間帯に家事をしなくてはならない世帯が増加していることから、
注目が集まっている。
 
 特に、洗濯乾燥機、掃除機など、騒音を発しやすい商品での改良が進んでいる。
洗濯乾燥機では、深夜、早朝の時間帯での利用に適した
「おやすみコース」、「ナイトモード」といったコースが用意されており、
「夜ボタンを押せば、朝には洗濯物が乾いている」ということも可能になる。
 
 (略)
音の静かなタイプの洗濯乾燥機を購入した人のうち、
午後10時から深夜0時までに洗濯をしているという人が25%、
深夜0時から午前7時までとした人が22%に達しているという。
合わせて47%と、半分近くのユーザーが、深夜・早朝に洗濯をしていることがわかった。
購入前はそれぞれ10%、12%に留まっていたことと比べると、
低騒音性を生かして、夜に家事を開始した人が増加していることがわかる。
 
(略)
これまでは、脱水や乾燥で騒音が出るため、
深夜・早朝に洗濯することを避けていた家庭が、
低騒音モデルを購入することで、家事の時間がシフトしている」
(東芝ホームアプライアンス アプライアンス事業部
アプライアンス商品企画部ランドリー商品企画担当参事・森田いづみ氏)
というわけだ。