「風景の光学的記録におけるイコン化の確率に関する研究」


簡単に言うと、新幹線に乗ってビデオカメラで窓の風景を撮影する。
その映像をヒトコマずつ検証して、「絵になってる」と感じられるコマが
どれくらいの割合で存在するか、というような研究。
 
確か、0.044%だったかな?
残りは「ごみのような」風景映像だ、ということで、
その「傑作」と「ごみ」の写真をいくつか並べて解説(批評)付きで展示する、というもの。
「傑作」のなかに、偶然人がうつってるのがあるんだけど、これがなかなか面白かった。

会田誠 x 山口晃 「アートで候」 上野の森美術館 - J0hn D0e の日誌
http://d.hatena.ne.jp/j0hn/20070528

 
 1000枚〜2000枚に1枚程度、使える絵が存在する「と感じる」のは、
人間が作品を判断する基準として案外普遍的な割合なのかもしれません。