くらい年賀状・厄疫零年

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イルコモンズのふた


もちろん、なにもかもすべて政府のせいだとは云えないので、
ここではあえて「言いがかり」として云うが、
「わるいのは政府である」。
 
世の中がこんなになったのは「政府のせいである」。
政府は「自己責任だ」といわせたいだろうが、そうはいかない。
「わるいのは政府である」。
 
誰がなんと云おうと「政府のせいだ」、
というふうに、あえて「分からず屋」になって、そこから話をはじめないと、
ますます政府の思うつぼである。
行き場のない憎悪や暴力が、何の責任もないものに向かってしまう。
 
(中略)
いずれにせよ不況はすぐには終わらない。
ともかく今は、これから生まれてくる不満や怒りの矛先を、
その然るべき相手に対してただしく向けること、
決してその相手をまちがえないこと、
市民同士が憎みあったり、おそれあったりしないことだ
(責任のがれの常套手段は
「テロリスト」のような「民衆の敵」をでっちあげ、
内紛や分裂をつくりだすことである)。
それを来年に向けて切に願わずにいられない。
 
 
来年は年齢・性別・職業・趣味をこえて人と仲よくしよう。