2009年に迫り来る台湾製ネットトップに国内メーカーは対抗できるのか

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1216/ubiq236.htm
笠原一輝のユビキタス情報局
 


15.4型のパネルは、グレードにもよるが現在市場で最も安価なパネルの1つだ。
Eee PC 10型モデルに採用されている液晶よりも安価に購入できるだろう。
と考えると、コストアップ要因はせいぜい
ワイヤレスのキーボードとマウス、それとケースのプラスチックなどの部材類ぐらいだろう。
となると、おそらくこのEee Top
499ドルから599ドルの範囲になると推定することができる。
 
 ASUSだけでなく、同じようなことを考えている台湾ベンダはほかにもある。
MSI Computerのブランド担当するビンセント・ライ副社長は、来日した時、
「例えば18.4型の液晶にAtom(1.6GHz)、160GB HDD、1GBメモリなどを搭載したような
液晶一体型を399ドルの実売価格で出せると思う」
と、やはり安価な液晶一体型が可能であるという見解を示した。
 
 今の強烈な円高傾向から考えると、
 来年辺り、この手の安価な液晶一体型PCが
日本市場で大ブレイクするのは間違いないでしょう。
 
 エクセル・ワードはいらないけど、
インターネットを時々使いたい、できれば大きめの画面でという層には、
充電池回り(コスト削減が難しい)が不要なデスクトップ機が売れそうです。