自動更新の落とし穴。(ワンクリウェアの恐怖 またまたまた)

http://orbit.cocolog-nifty.com/supportdiary/2008/10/post-9cba.html
パソコントラブル出張修理・サポート日記


「え?ちゃんとお金払って契約更新してるのに、
最新版になってないんですか???自動更新じゃないんですか?」
 
…いや、「ウイルス定義ファイル」自体は、LiveUpdateで最新版に自動更新されます。
しかし、検出エンジンは、2006とか2009とかのバージョンによって違うものです。
数字が大きいほど新しいものになっていて、
それは最新版にインストールしなおさない限り、最新版にはなりません。
特にノートンは、ついこないだまで、
最新版のエンジンへは、更新ではなく購入しないとダメでした。
 
「え〜〜…じゃ、お金払ってるのが無駄だったってことですか?」
 
いや、最近はノートンも無償アップデートを行ってますよ。
えーとですね…シマンテックのトップページから…あれ?ここじゃないな…あれ?あれ?

毎度毎度、シマンテックのサイトはわかりにくいことこの上ないです。
「アップグレード」をクリックすると、どうしてもシマンテックストアに飛ばされます…。

あれこれ開いて、ようやく「ノートン2009最新版への無償アップグレード」という
隅っこの小さな小さなリンクを発見。
(略) 
お金を振り込んだだけでは、ウイルス検索エンジンは現状のバージョンのままで、
ウイルス定義ファイルが自動更新されているに過ぎません。
最新バージョンにするには、今回のように手動でアップグレード作業をしなければなりません。

 
 この手のソフトで、
検索エンジンの手動アップグレードがデフォになっている理由は、
自動アップグレードだと不具合があることが多いから。
例えば、企業で使う場合には自動アップグレードされると管理上困る。