CEATEC JAPAN 2008いってきたよ。

 
 三菱のレーザーTVとパナソニックの3DプラズマTVは
整理券争奪戦と行列に気圧されて体験できず(泣)。
 
 色々ブースを巡ったのですが、
家電コーナーの今年の目玉は4Kハイビジョンではなくて、
TVの3D化技術と身振りを使う操作系。
まだまだ詳細な仕様やガイドラインが決まってないみたいですが、
どのメーカーも色々と研究しているみたいです。
 
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080930/rt072.htm
西田宗千佳のRandomTracking:
「部分駆動LED」と「3D」に注目 今年のCEATECトレンド情報
 
 で、実際色々体験してみたのですが、
20インチ程度の小さめの画面だと、
どの手法でも立体感に微妙な違和感が出てしまいます。
確かに立体感はあるんだけど、なんか微妙に輪郭強調臭があるというか、
2次元レイヤー+奥行きっぽい微妙な感じで、
加えて、見ている側の集中力が欠けた途端に、立体視がうそ臭くなるw。
映画館並の大画面の映画なんかだと上手くいくんだろうけど、
小さめ画面での3D対応はまだまだ色々先が長そうです。
 
 小画面タイプで気になったものでは、
パナソニックが"部品コーナー"でやっていた
「半球型の表示画面」を使った3D表示デモはなかなかでした。
 
 
 今回、圧倒されたのは、ビクターの新開発の8K D-ILA プロジェクタのデモ。
4Kハイビジョンを上回る高精細&大画面は(静止画のみとはいえ)すごい。
ビクターのブースではは他にも、2Dの動画ソースを
リアルタイム演算で3D化するデモをやっていたり面白かったです。
 
 携帯電話関連は…正直あまり面白さがわかりませんでした。
 
 部品コーナーで面白かったのは、
アルプス電気のブースにあった、
ボタンが出たり引っ込んだりするリモコンの試作器。
CEATEC JAPAN 2008 - ALPSブース
http://www3.alps.com/j/ceatec2008/index.html
「ボタンが飛び出る入力モジュール」
タッチパネル+ジェスチャー操作全盛の昨今ですが、
小型のリモコンが、メカメカした動きをするのがえらく楽しかったり。
将来的にゲーム機なんかに使われると、面白そう。