東芝、320GB HDD搭載で実売4万円のHDDレコーダ

http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080918/toshiba6.htm


320GBのHDDと地上デジタルチューナ1基を内蔵しており、
地上デジタル放送をMPEG-2 TSのまま約40時間録画できる。
出力はHDMIとコンポジット、アナログ音声(2ch)を各1系統備えている。
ストリーム録画のみで、MPEG-4 AVC/H.264での録画などは対応していない。
 
 光学ドライブEthernet端子は備えていないため、
録画した番組をメディアに書き出したり、
ネットワーク経由で他の機器にダビング/ムーブすることはできない。
手軽に録画/再生し、不要になったら削除するといった利用に特化。
 
 メニュー画面や番組表などもVARDIAシリーズとは異なるものを採用。
録画したい番組のチャンネルと曜日、開始時刻を指定すると、
その時間に放送される番組名が表示され、
それを確認した後に録画予約ができる「かんたん予約」機能を用意。
東芝では「ビデオデッキのような使い勝手」と表現している。
 ビデオデッキ"よりも"簡単でお手軽にしておかないと
予約録画機能をうまく使えない層向けのレコーダー需要は確実にある。
 
 どこまで徹底的に無駄を省いて割り切るかだろうけれど、
激安価格と作り込み次第ではこの市場はブレイクするかも知れない。
 
 とりあえず、HDDなんて厄介な回転物はいらない。
 
 画質もフルハイビジョンの必要はないし、
DVDへのダビングがどうしても必要なときはオプション機器でアナログ画質書き出しでOK。
(そもそもDVDレコーダーで、撮った番組から、実際に盤に焼いて保存する割合は1割程度らしい。)
 
地デジチューナーボックス+簡便なEPG番組表+「SD画質での録画機能」付きで
16GB〜32GB程度の内蔵シリコンメモリーと、
コンポジット入力(ビデオカメラ・DVDプレイヤー用・スルーOK)が一系統付いて、
お値段ジャパネット価格1万2千800円とかになると、
地アナ>地デジへの切り替え時に爆発的に売れるかも。
 
 少なくともチューナーボックス単体5000円よりは、
全然現実味がある商品だと思うんだけどなぁ。