ネットブックの搭載(可能)メモリがほとんど標準1GBなのは技術や性能上の理由と言うより政治的な理由。
Q 低価格化のための要素についてもう少し教えてくださいLo氏 ネットブックについては、
IntelとMicrosoftがそれぞれ推奨する規格というのを提案しています。
これに従った仕様にすることで、我々はチップやOSをより安価に入手できます
(編集部注:Microsoftは規格を満たしたネットブックに対して、
Windows XP Home Editionを通常より安価に提供している)。
(中略)
Q:U100はオンボードで1GBメモリを搭載していますが、使われていないSO-DIMMスロットもあります。
これはどういった理由からでしょうか。
Lin氏 Microsoftの規格では、
液晶は10型以下、HDDは160GB以下、メモリは1GB以下となっています。
しかし、この規格は随時変更される可能性があります。
(バッサリ略)
また、安価な「ネットブック」を提供するには、
MicrosoftとIntelそれぞれの規格、すなわち思惑が大きく影響していることも分かる。
低価格、小型、性能面での一定の妥協といったネットブックの要素は、
今後もしばらくは変わらないと思われる。
しかし、もともとは新興市場だけを対象にしていたネットブックが、
予想を超えて成熟市場でも受け入れられたように、
その用途がメーカーの想定とは異なったものに変化していくことは十分考えられる。
市場の変化にスピーディに対応していくのは台湾メーカーの得意とするところだが、
そういった際にMicrosoftとIntelの規格が、大きな制約とならないよう願いたい。
【特別企画】台湾ネットブック開発者インタビュー MSI編
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0917/netbook01.htm
Atomプロセッサ自体は、今のところ2GBまでメモリをサポートしています。
WindowsXPだとメモリ2GB積む理由はほとんど無いのですけど、
OSを変えてみるなど将来いろいろと面白いことに使いたい場合は
メモリ積み足せる方が嬉しいですし、
なにより技術的には問題なくできることが
「商売上の都合で」わざとできないようにしてあるのは気分が悪い。