デジタル加工職人の手に掛かると、元ツール独特の「初期衝動的な味」は薄れてくる。

http://slashdot.jp/~TarZ/journal/450116
TarZ の日記 音楽家平沢進氏がVOCALOIDを使っているらしい
  
コメント欄に注目


でも、「ぼかりす」に対して
初音ミクのコミュニティがあまり関心を向けない [fumi2kick.com]のは、
彼らは「彼女を調教している」というプロセス、
「彼女という人格」を楽しんでいて、
出来ない事は製品の限界でなく、「彼女の個性」と変換して許容してしまっている。
だから、そのためには音楽としての質は二の次と思ってる人さえいるんじゃないかと。

(中略)
 
彼らと、平沢氏のように純粋に使い出す人とは別個に存在していくのでしょうね。
同人音楽とか、中田ヤスタカみたいにゴリゴリ無機質に加工された音楽になら、
そのまま使われても全然解らないので、コミュニティとは一線をおいて使う人とかは、
ぼかりすエディタが触れるようになれば録音物の採用は増加するでしょう。

 
 なにぶん、発言の元になっているのが世界の平沢進さん故、凄すぎて参考になりません。
 
 ボーカロイドの、独特の味のある合成音声歌唱は、
ネット動画では確実に「個性」として定着しています。
しかし、そろそろ、その個性を元に
ぶっ飛んだ使い方が増えてくる時期かも。