マジョリティがいなくなる米国社会:2042年、白人もマイノリティになります http://hisami.typepad.jp/blog/2008/08/2042-46-ef2e.html

ひさみをめぐる冒険
 


俯瞰で米国社会を見ると、
「人種におけるマジョリティとマイノリティの対立」という概念が徐々に薄まり、
「Multiracial」の人たちの増加によって、
ますます人種間の垣根が低くなるという点です。
すでに「Generation Y(ジェネレーションY)」に代表される若年層は、この傾向があり、
彼らは人種や文化の違いを受け入れ、逆にその多様性を楽しんでいます。
今はまだ、人種差別の歴史的な痛みを、身を持って体験している層が、社会の中心を占めているため、
容易に「人種問題」を語り、乗り越えるのは難しいものがあります。
ただし、米国社会が、この「Post Race Era(人種を超えた時代)」
とも言うべき時期に到達するのは、あながち遠い未来ではありません。