アメリカの地デジチューナー事情。

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20080726/1217118891
地デジ・コンバーターがやってきた - Tech Mom from Silicon Valley
 


アメリカの場合、ケーブルテレビや衛星テレビには影響がない。
したがって、アナログ停波で困るのは、
こうした「有料テレビ」を見られない「低所得層」。
ということで、いずこも同じように散々もめた挙句、
「デジタル・コンバーターの購入に補助金をつける」
ということになった。
 
(中略)
 
これまでのアナログ1チャンネルに対し、
デジタルは3つにチャンネルが増えるので、
たとえば今までの「4」チャンネルは、
「4-1」「4-2」「4-3」という風に分かれる。
チャンネルをザッピングしてみると、
「なんだかやたら、中国語とスペイン語のチャンネルが多いなー・・・」という印象。
韓国語など他の言語のチャンネルもやたら増えている。
(チョイ略)
外国語チャンネルが多いという事情は、
上記の「地上波ユーザー」のプロファイルでおわかりのように、
「移民」が地上波の一つの顧客セグメントになっている、
ということのようだ。
(中略)
いったんつけてしまえばそれほど複雑な機械ではないので、
最初はとまどうだろうが、
ちょっと慣れればどうってことないだろう。
 
ただ、
「クーポン申請」
「機械を買いに行く」
「取り付ける」
「新しい機械の操作に慣れる」
というステップが間にはいるので、
田舎のおじいちゃんおばあちゃんや、
ヒスパニックチャンネル専門の人たち
(それも若い人は大丈夫だろうけど・・)などは、
ちょっと乗り越えるのが大変そうだ。*2
 
 その
『田舎のおじいちゃんおばあちゃんや、
ヒスパニックチャンネル専門の人たち』
こそが、情報のテレビ依存度が極端に高いわりに
メカに疎い層なので、対策が大変だったりします。