マンガ界崩壊を止めるためには

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たけくまメモ
 


つまり、かつて(70年代まで)の日本マンガは
「モーレツ社員の論理」が支配していて、
社員も作家もモーレツに働いて名作・ヒット作を生み出していったのだが、
今の若い社員編集に「モーレツ」はほとんどいない。
しかし「モーレツ社員前提のフレーム」は未だに生きていて、
 
今では「モーレツ」のほとんどを、
社員編集者ではなくフリーの作家が担って(担わされて)いるのではないか。
 
フリーである作家には
安定した給料もなければ、福利厚生もありません。
人気がなくなれば連載が打ち切られて路頭に迷いますが、
社員編集者がクビになることはない。
こうした矛盾は、もちろん昔からあったわけです。
それでも、今日のように作家から大きく不満の声が出なかったのは、
70年代まではどこの編集部にも「モーレツ社員」がいて、
作家を上回る狂気で作家と対峙していたので、
矛盾が矛盾として認識されなかったのだと思われます。
 
http://d.hatena.ne.jp/ageha0/20080610/p1
雑駁に言うとハリウッドは、東海岸の興行主から逃れた映画人達が形成した。 - agehaメモ
 
追記:
http://d.hatena.ne.jp/toronei/20080614/I
日本にエージェントというものが根付いていないのが一番の問題 - 昨日の風はどんなのだっけ?