「ワンタッチで転送できると、なにかこう生活サイクルの中に入っちゃうんですよ。」

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080528/zooma362.htm
ウォークマンと完全同期するレコーダ「ソニー BDZ-A70」〜 番組消化に強い味方、ダビング10対応で嬉しい唯一の機種 〜
 


おそらく「おでかけ」をやったことがない方が大半だと思うので、
ウォークマンPSPだけじゃなくて、
アナログだけですけど携帯電話にも対応しました。
これがないとやっていけないわ、
というぐらいになってくれるとうれしいなと思います。
  

 ダビング10のメリットは、Blu-rayが沢山焼けますということではなく、
こういう外部機器への転送で使い勝手が上がることだ。
ただ事実上これを実現しているのは、家電メーカー内でもソニーだけしかない。
ソニーには自社製の動画対応のポータブルデバイスが各種あり、
かつて音楽で使用していたDRMを映像用に転用することで、
独自DRMを持つことができた。
事実上ダビング10が始まれば、この分野ではソニーの一人勝ちとなる。
 
 新聞報道では、JEITA側が補償金を飲まなかったので、
予定通りダビング10が始められないとする記事が多い。
しかしそれ以外にも、ソニー以外のメーカーが、
ソニー同様のソリューションが準備できるまで
時間を稼ぎたいという思惑もあるのではないだろうか。
 
 今後、ダビング10の開始時期と、
各メーカーのレコーダが携帯電話などへの転送機能を実装する
タイミングを注意深く観察していくと、
本当は何が問題だったのかがわかるかもしれない。