デジタルでのステッチングという革命が、カメラの価値観を変えた。

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“幻”となったカメラ
開発中断、のほんとの理由(推測)
from Photo of the Day
 
 ペンタックス・645DIGITAL(仮称)+FA645 80〜160mmF4の画像を
「デジタルフォト」で観たときの感想なんだけど、
内原恭彦さんの写真集"SON of the BIT"にあった
異様に密度が濃いステッチング写真"同様"の解像力を感じました。
素晴らしくいい作品を効率よく作れそう。
 
 


とにかく、中判サイズのデジタルカメラ
フットワークよく軽々とどこにでも持っていって
撮影ができるということのこの意味は大きい。
 
(中略)
 
たぶん、もっとも大きな理由は価格だと思う。
プロはともかくとして一般の写真愛好家が買えるような価格に
どうしてもできなかったからだろう。
このまま製品化して売るとしても高価格になってしまう、
それも相当に(100万円を大きく超えることは、ぼくでも予想できる)。
そうした高価格のカメラがいったいどれほどの数が売れるというのか。
だから仕方なく現在開発中のこの機種については「中断」して、
あらたに仕切り直し、ということになったのではなかろうか。
 
 こんな面白すぎる代物ですから、
初物が100万円超えでも欲しがる人(特にプロ)は、
世界中にゴロゴロいそうな予感がします。
 
 しかしながら、
性能向上と値落ちが凄まじく激しいデジタルカメラの世界で
「商売を成り立たせることを考える」と
ペンタックスの規模では設備投資やメンテが成り立たないのかなぁ?と。