ビデオカメラ2008年春モデル総括〜 確実に浸透するメディアチェンジと高画質化 〜

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080326/zooma351.htm
小寺信良の週刊「Electric Zooma!」
 


一番ドラスティックな変化を成し遂げたのは、
キヤノンの「iVIS HF10」だろう。
(中略) 
 しかし今回は内蔵16GBメモリとSDカードで、
メモリしか積まない、という大胆な設計に出た。
一見突拍子もないコンセプトに見えるが、
実はデジカメと同じ構造になったということなのである。
これによってビデオカメラを、小型化技術も含めて
自社の土俵に引っ張り込もうという戦略が垣間見える。
(中略)
 
 全体的に言えるのは、
大容量のメモリカードに動画記録するという手段に対して、
どういったアプリケーションが想定でき、またどういうユーザービリティが考えられるのか、
まだ各社とも知恵を絞っている段階であろうということだ。
 キャノンの「iVIS HF10」のTVCMは、
「デジカメのキャノン」を強烈に打ち出しています。
 経年変化トラブルの主原因でもある
miniDVテープヘッドや光学メディアやHDD部分のような
高速回転する稼働部がばっさり無くせるってのは
生産コストの大幅ダウンにも効いてくるはず。


  
 あと、この記事がセットになると… 
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080326_panasonic_lithium/
ノートパソコンや携帯電話のバッテリー消費電力を大幅に低減することが可能に
GIGAZINE


 これは回路の構造に微細プロセスルール(0.25μm)の新構造を採用することで、
従来と比較して37%の低消費電力化を実現し、
実装面積を従来の約2分の1に小型化したというもので、
これによりノートパソコンや携帯電話などの
低消費電力化や電池自体の小型・薄型化を実現できるとのこと。