「クリスマスに600台のウイルス退治」、JTB情報システムが事例紹介

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071126/287987/?P=1
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だが、大きな問題があった。24日はクリスマスイブ。
「特に、若い社員に休日出社してもらうのは、難しい時期だった」(野々垣氏)。
必要な人員を確保することが難しかったという。
そこで、
「土日のどちらか、午前と午後のどちらかだけを選んで出社できるようにした」(同氏)。
そのかいあって、1日当たり60名、2日で延べ120名を確保できた。
 
(中略)
 
そこで、復旧したパソコンは、まずはネットワークから切り離し
スタンドアローンの状態でウイルスチェックして、
問題がなければネットワークに接続するよう周知徹底した。
 
 そのために用いたのが「ビラ(書面)」。
メールやイントラネット掲示板などでは、
ネットワークの接続前に周知させることはできない。
また、再感染に備えて、JSS社員30名を本社ビルの各フロアに配置した。
 
 ビラには、
(1)ネットワークには接続せず、
スタンドアローンでウイルス検索・駆除を実施し、
ウイルスがないことを確認してからネットワークに接続する
 
(2)PCが異常な動作をしたら、すぐにLANケーブルを抜いて
各フロアの担当者に連絡する――の2点を記載した。

 幸い、再感染は発生せず、通常業務を問題なく再開できた。