ビックカメラはヤマダ電機に勝てるのか?――家電量販店の再編が止まらない理由

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0711/06/news038.html
Business Media 誠:山口揚平の時事日想


そこでまずはこの換算率を改善し、
ビックカメラSuicaカード」を使って貯めたポイントを、
Suicaにチャージするよりも、ビックで使うほうが有利になるように変更する。
これは大きな変化をもたらすはずだ。
 
 というのは、JRの利用は、
出張など「ビジネス」での利用が多いが、
ビックカメラの買い物の多くは「私用」だからである。

 どういうことかというと、
Suicaで貯めた“経費”で落ちるポイントを、
「私用」である家電の購入に使えるため、
ビジネスパーソンにとっての価値が大きくなるからだ。
こうすることにより、Suicaで貯めたポイントを使って、
駅に隣接したビックカメラで家電を買うビジネスパーソン
確実に増えるだろう。
 
 これによる集客力アップを考慮すれば、
ポイント換算率を引き上げた場合の割引コストを十分に補えると仮定できる。
さらに一歩進んで、(略

 
 マイレージシステムに関しては、ここ最近、
出張で溜めたマイルの私的流用が禁止されている会社も増えてきています
(せちがらい世の中だよなぁ…)。
 
 Suicaだと、小口決済が主なので私的利用・公務利用の
ポイントの差異ががわかりづらいとはいえ、
購入・ポイント利用履歴をしっかり確認すれば、
ポイントの動きがどうなっているかはわかるはず。