写っている邪魔な対象物を、200万枚の写真から自然に置換

http://www.atmarkit.co.jp/news/200708/29/sc.html
Web2.0時代の画像補完技術 − @IT
 


この補完技術のアイデアは、
元となる写真に似た構図や配色の写真を、
ネット上で集めた膨大な数の写真データベースから探し出し、
元の写真の消したい部分、あるいは復元したい部分に当てはめるというものだ。
通りを走っていたクルマが、あたかもそこに何もなかったかのように自然に消えたり、
海岸沿いの街を自然な岩肌の山で消してしまったりできる。
見栄えの悪い工事中の建物を、別の建物にしてしまったり、
橋桁や鉄塔など邪魔な建造物を消してしまったという経験は、
広告写真の仕事をしているデザイナなら経験があることだろう。
 
(中略)
 
両氏は論文の中で、ネット上で入手可能な画像の数がクリティカルだったという。
当初、データベースに登録する画像の数を1万枚にして実験した結果は
失望せざるを得ないものだったというが、
画像の数を1万枚から200万枚に増やしたところ、
クオリティが飛躍的に向上したという。
Webベースのオンラインサービスならば、このアプローチは有効で、
Web2.0時代の画像処理アルゴリズムだ。
(情報元:
わたしのなきごえ、ひめい?
Flickrなどから200万枚の写真をダウンロードし、
意味論的に分類した画像データベースを元に、
ソフトウェアで自動的に画像を修正する技術 http://d.hatena.ne.jp/uzi/20070829/p15

ろくでもない用途にしか応用できなさそうなのだが・・・
 
 素材として改変可能な写真が大量にupされているネット上や、
似たような広告用写真が怒濤のようにupされている素材やさんなら、
比較的簡便に使えそうに感じます。
 
 将来的には、個人レベルでもかなり普及しそうな技術です、笑いのネタとして。
200万枚なら、写真撮っているキャリアがかなり長い人ならなんとか撮れる枚数。
1個人が撮った200万枚なら、似通ったマンネリ構図が多そうなので
比較的うまくマッチングできるんじゃないかなぁ?