クオリアなデジカメ

http://www.sony.jp/products/Consumer/QUALIA/jp/products/016/index.html
情報元:わたしのなきごえ、ひめい?:http://d.hatena.ne.jp/uzi/20070807/p5


価格39万9000円
1/2.7型プログレッシブスキャンCCD(総画素数210万画素 )原色フィルター
記録メディア “メモリースティックデュオ”
連写 4枚
デジタルズーム4倍
生産完了
 プレス向け紹介文もかなり飛ばしてますです。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200306/03-0610E/
で、肝心の撮影画像は…
 
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20051109/110567/
失敗に終わったソニーの「QUALIA」プロジェクト,どうすれば成功したのか---
高級家電に挑むための貴重な糧 - 日経ものづくり - Tech-On!

技術は進化する。この事実は,
裏を返せば「技術は陳腐化する」ということだ。
家電製品の技術の主流がアナログからデジタルに変わったことで,
技術が陳腐化するスピードは加速したとも言える。
それを象徴し,しかも,ソニーの中で数少ない高収益の源泉である
“キラー・キーデバイス”のCCD撮像素子で,こうした視点が欠けていたというのは,
QUALIAプロジェクトとしては致命的なミスと言える。
 
 デジタル製品で高性能&高付加(社会)価値という売り方は、
一歩間違えばこういうネタになってしまいます。
まあ、QUALIAは最初からネタ度数がかなり高かったのですけど。
   
 2003年6月の発表と言うことを考えると、
「発売された時期がちょっと早かっただけ」の商品かもしれません。
 2003年の時点でライカM8デジタルカメラとして発売、
しかもボディのみで58万円で発売なんて言ったら
おそらく爆笑されていたかもしれません。
 
 あるいは、私の買ったGR DIGITALも今のところかなり評価は高いのですが、
CCDのスペックの割には異様に高いレンズの歪曲性能がアンバランスです。
安価なレンズの性能向上と、
高画素化に伴う高精度なデジタル歪曲補正の組み合わせがあたりまえになると
数年後にはある種「間違った方向」の笑えるネタになるのかもなぁ?
というか私の場合、既に間違ってる節も微妙にあるのですが(爆)。
 
 もう少しして、2009年頃になって小型デジカメの成長が一段落してくると
こういったぶっ飛んだモデルも再びどこかから出てくるかもしれません。
ただし、ソニーから出るには、また暫く時間がかかるかも。