バッファローの「つなぐだけ無線LANセット」

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/shimizu/18576.html
清水理史の「イニシャルB」


ただし、「新たに登場」と言っても、製品自体は決して新しいものではない。
セットとなる親機の「WHR-HP-G54」は本コラムでも以前に取り上げた、
IEEE 802.11b/g準拠の無線LANルータハイパワーモデルの”はしり”的な製品だ。
一方、子機として同梱されるIEEE 802.11b/g準拠の
無線LANコンバータ「WLI3-TX1-G54」も、すでに発売されている製品だ。
 
 ではどこが「つなぐだけ」なのかというと、
子機となる「WLI3-TX1-G54」はイーサネット接続タイプのコンバータだが、
出荷時状態でWHR-HP-G54への接続設定が行なわれており、
ユーザーが接続設定を行なう必要が一切ない。
まさに「つなぐだけ」で利用できるというわけだ。

(中略)
個人的には電源の接続が必要なコンバータはスマートに思えないのだが、
手軽さを考えると、この方式も悪くはないのではないかと感じた。
たとえば、自分の両親が無線LANを使いたいと相談してきた場合、
AOSSでの接続設定を勧めるよりは、
つなぐだけのコンバータを勧めるほうが向いているかもしれない。
 
 いずれにせよ、簡単さという点では、
確かに高い完成度を誇る製品であることは間違いない。

  
 親機がハイパワーモデルってのが、大きなポイント。
無線LANでお店に問い合わせがあるなかで結構多いトラブルが、
家の広さの割に親機が弱くて繋がらないというトラブルなので
標準でハイパワーモデルをセットしてくれるのはありがたい。