あかるい夜──中東正之

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/webphoto/2007/06/21/6496.html
web写真界隈(内原恭彦)
 
http://koten-n.cocolog-nifty.com/blog/hdri/index.html
あかるい夜 the diary: HDRI


しかし、やたら時間のかかる自動処理の末、
吐き出された32bit画像というのは、CG風の塗り絵みたいな酷い画像だった。
しかし、考えてみればしかたない。
もともとそれは、CG素材を作るためのツールなのだから。
 
32bit画像をプリントしたりwebで公開したりするためには、
これに適切なパラメーターでトーンマッピングを施して、
8bitに圧縮しなければならない。
しかし、なぜ、せっかくのHDRを圧縮(切り出し)しなければならないのか?
 
それは、HDRというものは、
それに対応したデバイスでない限り、真に視覚化できないもので、
通常私たちがモニターできるHDRは、
(HDR)のようなものでしかないというが事実だからだ。

ややコントラストを強めたトーンマッピングを施してみると、
これはこれで、なかなかおもしろいものだった。
しかし、そのHDR効果は画一的な印象を与えるもので、
誰がやっても同じように感じた。
 
わたしは、こういうものは好まない。
とはいえ、いま流行の逆ティルトの次のトレンドとして、
このHDRが流行しそうな気配だ。
 

http://koten-n.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/hdr_17d9.html
あかるい夜 the diary: HDRI

 
 HDRI(ハイ・ダイナミック・レンジ・イメージ)って、
広告用(特に、ヒップホップやR&B系の服とかのような「成り上がり系」の広告ねw。)では
リッチ感の演出に頻繁に多用されている使われることは結構あるんだけど、
中には激しくやりすぎていて、
人工的に無理矢理「コンプをかけている感じ」がして
正直好きじゃないなぁと思うこともある。
 これで処理しないと絶対出せない絵ってのはあるんだけど、
やりすぎると「絵描き」したっぽく見えるんだよなぁ。
 
 
 で、この写真群は抜群にいい。
ぜひともプリントで観てみたいです。