棚卸しは経営上重要な作業だけど、それが自店の力だけでは出来ないってのはちょっと問題かも。

 
http://gxjapan.net/2007/05/post_282.html
アキバ系情報−GXJapan秋葉原
 


 競争原理として、
他社よりもヨドバシで自社製品を多く売ってもらいたいと、
営業努力していると言う意味で
担当営業は、自発的にやっていたのも確かです
(当事者だったので断言できます)。
 
(中略)
 
 棚卸がヨドバシの社員だけでは、
何日か閉店しなければできない広さ、在庫数になって来てます。
店を休業して棚卸してやればいいのでしょうが、
年中無休を大々的に告知している手前、
意地でも閉店から翌日の開店までに終わらせると
社員もメーカー営業、派遣も当然のように行ってました。
棚卸では徹夜になることはなかったです
 
(中略)
  
 またほとんど店がターミナル駅からみえる場所で、
1日あたりの集客数が郊外店と比べると桁違いです。
ヨドバシに商品を展示しておくだけで、かなりのマーケティング効果があります。
その点で、各メーカーはヨドバシは新商品を売り出すときに重要な取引先です。
その2次効果の利便性を充分、分かって上で、
棚卸等に参加して取り入る戦術としては当たり前だと思います。
(チョイ略)

 棚卸は、経営線戦略上も、重要なことです。
過剰在庫のために経営が破綻するケースも多々見てきました。
ヨドバシの在庫管理システムは、他の量販店よりも5年先を行ってます。
スパーより優れてます。
棚卸の重要性が一番分かっている企業です。
不良在庫で返品が一番メーカーは困りますし
(基本的に良品の返品はヨドバシはやってないはずです)。
不良在庫のために新商品が入れられないのが一番の痛手です。
その意味でもこの棚卸の重要性をメーカー側も分かっているはずです。
 
今後も何らかの理由付けをして、何ももなかったように続けられることででしょう。