今は表示できなくても、演算はしておくことで、よりリアルな感触を味わえる。

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070326/fm2.htm
西川善司の3Dゲームファンのための「Forza Motorsport2」講座
Xbox 360版「グランツーリスモ」は本家を超えたのか?


「それと強調しておきたいのは「Forza2」の物理シミュレーションは
360fpsだということだ。これはレースゲームとしては初だろう。
ただ、これは必然性があってこうしたのだ」
(GREENAWALT氏)
 
 「Forza2」のグラフィックスのフレームレートは60fps(後述)だが、
四輪タイヤ物理シミュレーションをはじめ、全ての車両物理シミュレーションは
その6倍の秒間360回の精度で行なっているという。
プレーヤーは映像を見ながらゲームを操作するが、
これと同一タイミングでシミュレーションを実行していては
リアリティが十分でないのだという。
(中略)
Forza2」では、
表示レートの6倍の毎秒360回の物理シミュレーションにより、
時速290km/hでも、20cm単位の精度で
地面とタイヤのコンタクトをシミュレーションできている。
 
 最近販売されているハイビジョン液晶TVなどが、
毎秒120フレームの動画処理をする*1ことで
滑らかな動画を魅せることをウリにしている。

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20323527,00.htm
液晶テレビの「ぼやけ現象」の解消に向けたテレビメーカー各社の取り組み
CNET Japan
 
 Rezについて色々調べていたとき、
毎秒60フレームにすると臨場感がガクンと増して、
そこからフレームレートを上げてもさほど差は感じないとかいう文書を
どこかで読んだ記憶があるんだけど…
それは多分、TVという動画生成装置が標準になってしまったが故の
ひとつのキャップになってるんじゃないかなぁ?と思うところもある。
 
 これから数年先、
毎秒120フレームでの動画再生ってのは
PCゲームなんかだとひとつのトレンドになるかも。
 

*1:ほとんどの動画は毎秒60フレームなので、中間のフレームを動画再生エンジン内で作り出して、補完処理している。この辺りの画像処理エンジンの出来が、今どきのハイビジョン液晶TVの大きな差別化部分。