「たとえばコピー回数が3回に制限されたとしよう。」

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0126/mobile363.htm
PCwatch:本田雅一の「週刊モバイル通信」:
■ 第363回 ■ コピーワンス制限議論はEPN主導に


 たとえばコピー回数が3回に制限されたとしよう。
 
 1個目のコピーは光ディスクに保存し、
もう1つは再圧縮してSDカードやモバイルデバイスに保存。
残りの1回をバックアップとして光ディスクに保存する、
あるいは編集してダイジェスト版ディスクを作成、
もしくはHDD上に残していつでも見れるようにしておく。
そんな使い方ができれば、もちろん、今よりは遙かに運用が楽になる。
 
 しかし、長い間、録画保存をしてきたユーザーならば、
何年かして、以前に保存しておいた光ディスクを発見。なんてこともあるはずだ。
しかし、そんなときにコンテンツを光ディスクからレコーダに吸い上げ、
再編集して新たにディスクを作り直す
(あるいは予算の都合上、仕方なく1層ディスク2枚に記録していた番組を、
2層ディスクにまとめ直したいといったことも将来はあるだろう)ことは、
COGを使っている限りできない。
 
 COGの運用規定を変更しても、コピー数が増えるだけのことで、
根本的な運用の幅が拡がるわけではないのだ。
それでも“ずいぶんマシ”だが、
“ずいぶんマシ”なだけのルール変更に大きなコストをかけるのであれば、
やはりEPN採用の方向で検討していくべきだろう。
 保存メディアの劣化・新メディアへのデータの移行ってのは、
ほとんど考えていないんだろうなぁ…この運用規定は。