インクを「盛る」プロセスを経由することで新たに可能な表現。

 元村正信・錦戸俊康「美術と写真の臨界」を観に行きました。
これで行くのは3回目、行くたびになぜか好みの1枚が変わってくる、
体調変化のせい?。
 
 今日は、体調が良かったので、
インクジェットプリントされた写真を"斜めから見たときの*1"光の当たり具合で
時々バシッと見える黒インクの「盛り具合」を重点的にチェック。
 こういう見方をすると、真っ黒(情報量ゼロ)のインクベタ盛りの部分と
真っ黒"寸前"のインクが真っ黒より少し薄い部分(かすかに情報量がある)の差が
表面の凹凸による光のギラ付き具合という形で、なぜか妙にくっきり出て来るんですよ。
 
http://www.artspacebaku.net/
福岡・天神の画廊:アートスペース貘 -Artspace BAKU-
 
 で、行ったらトークセッションをやっていたので、
「せっかくだから」聞いてきたんだけど…これはどうなんだろ。
 

*1:というか「ほとんど真横から見たとき」という表現のほうが適切なんだけど