「いやあ、こんなバカな人のおかげで僕は昔SX-70というオサレカメラを輸入して転売して一台につき2万円くらいもうけてました。」
http://d.hatena.ne.jp/ziprocker/20060914
マウスパッドの上の戦争。 - タイで買った「Qlight」にハマってます!!
と、散々ネタにされているポラロイドのSX-70*1。
けど、SX-70、デザインも最高にエレガントで、
見た目もおしゃれで格好いいし、作りもいい銀塩カメラだそうですよ。
かつて触ったことのある感想としては、
わざわざ手間暇かけて輸入したくなるだけの価値は十分あります。
金儲けのため"だけ"に輸入するのなら、カメラみたいな機械物よりも、
ローリスクローコストで儲かるもっといい商材はeBayに色々あるはずですから、
選りに選ってこの機種を選んだ理由は他にもなにかしらあるのでしょう。
ただし、貧乏人にとって、SX-70は、
買ったときよりも買った後のランニングコストが大問題。
ポラロイド自体は確かに相当面白いし、独特の色合いが出るんだけど、
"使ってるとすげぇ勢いで金が飛んでいく"そうです。
それこそアラジンの魔法の箱に吸い込まれていく。
あ、ポラロイドカメラ専用のフィルム自体は、
生産・流通量や製造コストやロス率などを考えると、
商品として「極端に高い」わけではなさそうな気がします。
駆動電池をフィルムカードリッジに内蔵するなんてアイデア賞だし、
発売当時の現像・プリント料金を考えるとかなりお買い得かも。
ただそれは発売当時の話。今は2006年。
デジカメ全盛でコンビニプリントできる今では、
決してお買い得とは言えない値段ではあります…。
もともと、初期コダックの家庭用カメラ自体が
撮影済みのカメラ(フィルム入り)をコダックに送って、
現像・プリントを「自社ラボで行う」ことが前提だったし、
(当時としては)いろいろと革命的に簡便で、インスタントなものだったんだし…。
http://www.jcii-cameramuseum.jp/museum/special-exhibition/20040330.html
*1:別名、「アラジンの魔法の箱」