なぜ、日本HPは東京でPCを作るのか

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0823/gyokai173.htm
大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」


 もちろん、品質維持という観点でも、国内生産は威力を発揮している。
 
「海外生産では、遠距離輸送における故障が大きな問題となっていた。
空輸中の振動、衝撃、温湿度変化、結露などのさまざまな要素があるほか、
予想を越える問題も発生する。
だが、国内生産にしたことで、国内輸送のみで納品が可能となった。
生産拠点での検査項目の強化も含めて、初期不良率は半分以下に減少している」
という改善ぶりだ。
 輸送にまつわる故障ってのが無視できないジャンルの製品では、
納期短縮効果も含めて、これはかなり大きいアドバンテージだと思う。
 
ところで、気になったのはこの点。

部品はVMI方式を採用しており、
倉庫内に部品が入っていても生産ラインに投入される直前までは
部品メーカーの在庫としている。
 
 これ、カンバン方式を極限まで進めるとこうなるんだろうけど
商取引として、大丈夫な手法なんでしょうか?
 放置してるとどんどん市場価格が落ちる
ハイテク商品の「在庫」のストックを
部品メーカーにそこまで被せるってのは、
商取引としてさすがにどうなのよ?と思います。