靖国神社を訪問してきた。


Yasukuni shine 2006 June 15 :  People  worship

 篠山さんの「話題の場所だから撮りに行く」という
あの好奇心旺盛さを見習って、今話題の靖国神社に。
午後2時ごろだから空いていると勝手に思っていたら、
すごい人出で、しかも年齢層がいい意味で「ばらばら」で驚きました!
 前のほうはコミケの最大手サークル並みの行列・・・と思っていたら、
とらのあなアキバ店の開店特典のバックを持った人が目の前で並んでましたw。
ほかにも、予想していた靖国神社とはいろいろと違うところがいっぱいあって、
こりゃいろいろ考えさせられました。
なんか、宗教でも「祝祭空間」っぽいだよな、いろいろと。
伊勢詣でとか、回向みたいに。
そうそう、津川雅彦さんらしき人を車からの出入口で見かけました。
  

Yasukuni shine 2006 June 15 : People  worship

 カメラでは、クラシックなカメラを持ち込む人が多かった気も。
ローライ2眼やライカを何台も見かけましたし、全般的に銀塩率高し。
 
 で、そのあと秋葉原で巡回していたら、
福岡の友人から突然電話があって、その20分後には
地下鉄神保町前に着いて、そこから靖国神社方面へ移動。
しかし、今度は靖国神社反対のデモ隊列の中からの撮影です。
撮影準備も下見もまったくなし&メインのデジカメは電池切れの最悪状態。
 

Anti- Yasukuni shine demo in mad tention : 2006 June 15

 今度は周囲にいる機動隊や警察官などの警備に囲まれながら、
右翼左翼団体双方が怒号とか拡声器とか手とかをガンガンあげる中での撮影。
双方が「核燃料ガンガン投下」「炎上」「祭り」のど真ん中に撮影の準備まったくなしで
気がついたら渦中に突っ込んでしまっていた私は・・・もうなすがまま。
カメラの設定とか構図とかタイミングとか考える余裕もなく、
しかもいろいろこずかれているうちに軽くパニックになっていて、
気がついたら反射神経だけで、「動画」をいろいろ撮ってました。
少なくともなんか、「写真」を撮れる余裕はなかった
・・・まだまだだなぁ、自分。
 
 途中、私服の右翼団体?らしき人からデジカメとか腕とか時計とか髪をつかまれて
デジカメと髪の毛をもぎ取られそうになったり(顔を引っ掻かれて跡がついた)、
制服の右翼団体からお前氏ねとか言われながら突き飛ばされそうになったり、
撮影中に周囲の沿道にいる若い人から「○○○○死ね<伏字」とかいわれたり、
左翼な人の一人から「お前どこの者(もん)だ、何撮ってんだゴラァ」とかいわれたり、
大阪のサウンドデモの常連さんと久々に会ったり、
私服警察官から「お前どこ中出身?」状態でwビデオカメラで撮影されたり、
ともかく、慣れないカメラと一脚で動画撮影するのが精一杯でした。
(ここで撮った動画は後日どこかでupされるかも。)
ともあれ、今回は敗北の弁ばかり・・・。
この手の喧騒と混乱だらけのデモって、熱狂はすごいし、
恐ろしくわかりやすいスペクタクル(見世物)ではありますが、
今の自分にはあまり縁がない被写体かも。正直身体が持たない。