Whoisがハイジャックされた?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/25/news063.html
ITmedia News
 


 そこで幾つかテストをしてみることにした。
myfuzzycat.com、lickmynose.comなど適当な名前を3つ選んで、
CNET Domain Searchで確認した。
 
 それから30時間ほど放っておいて、
別のwhoisサービスでチェックしたところ、
3つのドメインはChesterton Holdingsの所有になっていることが確認された。
 
 これらドメインには同じ広告だらけのページが掲載されていた。ビンゴ!

(中略)
 
わたしが知っている限りで、あり得そうな可能性を以下に挙げてみた。
 
・CNETあるいはCNETの何者かがChestertonにWhoisリクエストを渡している。
これはまったく信じられない。
 
・CNETが検索するホスティングサービスの1つ
(同社が表示しているよりもたくさんあるかもしれない)が
Chestertonにデータを渡している。これはあり得ないように思える。
 
・Chestertonがこのプロセスに関わるサーバの1つ
――例えば、ホスティングサービスの1つで使われているWhoisサーバ――
に侵入した。これはあり得そうだ。
DNSキャッシュポイズニングなど、
ChestertonがWhoisクエリーからのデータに
間接的にアクセスできるようにする
ハッキングの手法はたくさんある。
 
VeriSignがChestertonにデータを渡している。これも信じられない。


 
 このwhoisサービスの使い方、
おそらくハッキング絡みだと思うんだけど、
事実だとしたら相当いやらしい手法だよなぁ。
特に、ドメイン名ってのは先取制で、重複不可能なだけに。
 
 メタ検索サービスってのは便利な手法だけど、
組み合わせ次第では入力データを色々悪用される可能性もある。