昨日の夕方は5年半前の最新コンパクトデジカメで100枚撮ってみた。

http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC/DSC-P1/index_p1.html
Cyber-shot DSC-P1
 
 電池まわりのリコール*1から戻ってきた、
Cyber-shot DSC-P1で、夕方〜夜の福岡の街を100枚ほど撮ってみました。
 

いつもの場所から無限遠撮影テスト

 

LEDモニター撮りテスト

 

ガラス越しのマネキン試し撮り

レタッチ済み。ガンマカーブだけをかな〜〜りいじってます。その他の要素はほとんど補正してません。
http://www.flickr.com/photos/workshop/tags/dscp1/
撮ったサンプルはこちらに。
 
当時のレビューはこちら。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3100.html
ケータイWatch スタパトロニクス 
SonyStyleで発売日にゲット!! 「ソニー DSC-P1」
 
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000912/yamada.htm
プロカメラマン山田久美夫の ソニーCyber-shot DSC-P1」レポート
 
 印象は…う〜ん、操作感覚同様、なんかもっさりしてるんだよなぁ。
悪くはないし、多分良心的なんだろうけど、好きになれない。
 
 全体的にコントラスト低めっぽいことや、彩度低めなことや、
画像全体の露出具合が「眠い」感じ*2なのも、
レタッチ前提とするなら好感が持てるんだけど、
なんか、それに加えて、ピントの「芯がきてない」という感じがあるのは
正直、どうだろう。これはさすがにいただけない。
だって、当時の標準価格は9万9800円(実売7万後半)ですよ。
 

 
「欲を言えば、画像全体がやや立体感に欠ける印象があるのが少々残念だ。」
 
 っていう当時のレビューがまさにそのままあてはまります。
 
 けど、電池の持ちは抜群にいい。
当時のデジカメを考えるとこれ"だけ"で随分評価が高くなります。
 
 あと、細かいところだと、三脚穴の場所がかなり微妙だとか、
シャッターボタンが妙に堅いのでシャッターを押す瞬間にぶれやすいとか、
カメラの持ち方が横の「ライカ持ち」しかできないとか(縦撮りはえらく難しい)とか、
メニュー画面の作り方が当時のソニー独特で慣れがいるとか…。
 
 静止画用カメラとしては、正直常用するのはむりかなぁ。
その一方、このカメラを使ったmpeg動画撮影機能は面白そうです。
 

*1:充電機構の不良 詳しくは http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/ServiceArea/DSC-P1/index.html を参照。いまでも不具合の修正はやってます

*2:これ、ラチチュードの狭いCCDを効果的に使ってるのかも