おかん服か、ヤンキーファッションかの2択(泣)。

http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20060503/1146652510
シロクマの屑籠(汎適所属) 地方オタクの衣料品を探索する旅(国道沿いにて)
 
http://d.hatena.ne.jp/yugyu/20060503/1146669835
ネット硬派系 - 国道沿いにしか衣料店がない地方の憂鬱
 
 特に、後者のエントリーが秀逸。


だいたいあるのはしまむらみたいなお店。
車で1時間走ってしまむら
都市部近いところにいる人はわからないかもしれないけれど。
 
地方に住んでいると移動にものすごいコストがかかる。時間的にも金的にも。
(中略)
で、色気づいて服でも買おうと思って遠出してもしまむら。これは萎えるはず。
僕の場合、「服を自分で買おう」と思うようになったのは
東京に出てきてからなので、行こうと思ったところに容易に行けた。
 
地方都市と都市圏の断絶よりも地方町村(仮)と地方都市の断絶の方が深い。
国道沿いでことがすんでしまう場合、地方の都市部にまで到達しないまま生活をする。
ド田舎にいる場合、地方都市に行くことも大都市圏にいくことも気分、
コストともにそんなに変わらない気がする。

http://d.hatena.ne.jp/yugyu/20060503/1146669835
ネット硬派系 - 国道沿いにしか衣料店がない地方の憂鬱

 
 ど田舎な地方の商店街の衣料品を扱うお店に行くと、メンズだと
ヤンキー系の服か「おかん服」しか売ってないってのは結構あります。
これは、オタにとって洒落にならない。
 
 わたしが、服を自分で積極的に選んで買い始めたのは、
20歳前後の頃、福岡での大学生活も後半になってからです。
それまでは服なんて所詮は記号で布っきれだし、
研究者らしく、Hする時以外は一生白衣で生活してもいいと思ってた
(<ちょっと誇張アリ)。
 クラブ行き始めて、低予算でおしゃれを楽しめる手法もあるいうのを知るまでは、
服買うお金があったらゲームソフトや工具やガソリン代に消えてました。
そんな私が、今じゃ、古着&激安フリマ服大好き人間なんだものなぁ*1
 
 真面目な話、服は見るだけじゃさっぱりわかんなくて、
部屋でひとりで着てるだけでもあまりわからなくて、
着て、街に出て、周囲の光景とかとあわせてみなきゃその真価がわからない。
(だから、街のテンションと服装には非常に密な関係があるし、
「おかん服」はある意味で、田舎の地方町村において、
田舎に埋没するための田舎迷彩服だったりする(参照:下妻物語)。)
 
 古着に関してはヤフオクやネットのお陰で
非常に助かっている人が結構多いんじゃないかなぁ?と思うものの、
街とのフィッティングだけは、さすがに街に出ないと出来ないし、
人口5万人レベルの街に出るってことだけでも
(車無しでは)片道数千円程度のコストがかかるのが
田舎暮らしの辛さのひとつなんだ。往復すればDVD1枚買えるよ。
 
 そういえば、原付ってのは下妻物語でもひとつのポイントになってました。
モッズといえばVESPA、レディースといえば原付。

*1:デザイナー系は好きだけど、新品の服を扱うショップやセレクトショップ系はなんか嫌いで、古着を激安で買ってボロボロになるまで着るのが好きって部分まで、わたしはジャンク系嗜好です。ワンコインで買ったギャルソンの緑のシャツが最近のお気に入りだけど、ワンコイン相応に普段の扱いが異様に荒いので傍目にはギャルソンの服に全然見えない(爆)。