動画と静止画とテキストとか


サイトの「なじみ深さ」も実は「バイト輸送量」ではなく
「バイト単価」の方にこそ比例している。
ペイロード(そう、通信用語でもある)の軽いものほどよく使われ、
それだけに、通常は高度かつ多数の人員が必要になってくるのだ。
 
むしろ、技術的難易度はビデオより写真、写真より文字、
同じ文字でも長文より見出し程度の短いヘッドラインを繰り出すサイト、
そして同じ文字ならパソコンよりケータイ、という順番になる。
これはこれらのサイトの構築を一通り経験した上での実感である。
(中略) 
しかもケータイのトラフィックに関しては、Alexaには反映されないのだ。
 
YouTubeなら力技でなんとかなるが、
mixiはてブはそうは行かないというのが、
現場をいくばくか知る人間の率直な感想である。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50446513.html
404 Blog Not Found:ゾウの負荷、ネズミの負荷

 負荷のヤバさでいえば、単発書き込みが頻発して、
極端にリロード率の高い2ちゃんねるVIP板ってのが極北かと思ってたら、
よく考えると機種ごとの携帯用の専用サイトは必要ないし、
mixiと違って認証とか画像混じりとか
"ややこしいこと"があまり必要ないんだよね。勉強になるなぁ。
 


動画配信は通常の画像配信と違って下記の特性を持つ.

画像のように1ページに複数個配信する必要はない.
動画の開始は多少の遅延があっても許容される.
# 静止画はそうはいかない.当然1ページに複数画像が張られるので
1画像の表示にそれぞれ1秒かかるとページとしてなりたたない.

http://d.hatena.ne.jp/yamaz/20060407
最速配信研究会 - 動画配信の負荷分散は比較的簡単

 ダイアルアップの頃は、海外サイトからダウンロードする
大きなjpeg(エロ)画像の表示は結構な時間待ってたよなぁ。
アクセスが集中したサイトはあっという間に鯖落ちとかしてた記憶がある
VGA(壁紙)サイズとかだと、「対象をファイルに保存」とかしてた記憶がある。
 
 この「多少の遅延があっても許容される」のは、
今のところ「動画は待つ物(待たせる物)」という意識が
配信側受信側双方にあるからこそまだ許容されているわけで、
いつまで許容され続けるかは、わからない。
 
 将来的には、例えば野球中継のマルチアングルみたく
1ページに複数の小さい動画を貼り付けて比較するとか*1
重いサイトだと別のサービスに移動されるとかいう具合になってくるかも。
 動画配信で、特定のファイルの時間・数十コマだけを指定して「切り出す」とか、
その切り出したものを複数組み合わせて繋げるとか、
別サービスの音声と連動可能な配信とかが始まると
AMV*2みたいなものや、
わけわからない自作動画コラフラッシュみたいなものが
「あちら」の側だけの付加で作れるようになって、絶対面白くなる。
 
 関連するかも:
http://www.atmarkit.co.jp/ad/ipa/mitou0507/pj02/weblog.html
@IT [FYI] マルチメディアコンテンツの配信とそのコミュニティ支援システムの開発
 
 今のところ、特定の動画にタグを付加する(タグ付きでリンクする)ことは、
コンテンツの同一性の保持の面からも大丈夫みたいだし。
 

*1:ソフトバンクがホークス戦のネット中継でで試験的にやってたかなぁ?

*2:Anime Music Video : 詳しくは  http://blog.livedoor.jp/akio_live1/archives/50480939.html を参照