(植民地・領地の)調査記録、測量士、そしてカフカの「城」と写真

 
ISBN:4102071024
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102071024/
 
内原恭彦さんのサイトに


地理教師としての写真家にならなれそうな気がする。
http://d.hatena.ne.jp/uzi/20060113#p2 (暫定URL)
 
 と書かれていて、ふと思い出したこと。
 大学受験で「地理」ってジャンルは、労多くするほど報われず、
特に私大の問題ほど、合格のための点が恐ろしく取りにくく、
受験にはかなり不向きだと言われてました。
(だから、いわゆる受験校では、「文系」の受験生は地理を選択しない。)
 なぜなら、地理の問題作成者のほとんどが「世界史」の専門家で
自分の知っている「○○地域周辺」のカルト問題を量産しているから。
「地理」の視点をわかっている教授というのは、世界史・日本史に比べ
大学の内部にはとても少ないはずです、私の記憶では。
 
 一方、大学にはいると「地理」に関わるジャンル分けはがくっと変化して
卒論一覧とか、修士論文とかのタイトルを見るとえらく面白くなる。
http://www.let.osaka-u.ac.jp/geography/thesis.html
(大阪大学人文地理学教室、卒論・修士・博士論文一覧)