SEO対策済みのニュース記事や画像と、自動作成ニュースプログラムの問題点

http://gayjapannews.com/news/news429.htm
ゲイジャパンニュース』「グーグル・ニュースが反同性愛的イメージ写真を掲載」


インターネット大手検索エンジンとして知られるGoogle
数時間にわたりWebページ上に「AIDSはホモを殺す(AIDS kills Fags Dead)」
という言葉を用いてニュースを公開していた。
このショッキングなタイトルと重病エイズ患者ものと見受けられる
小さいイメージ写真は最終的には削除された。
 
最初「ロシアの医師は安全な輸血用血液を求めている」
という記事の隣に掲載されていたそのイメージ写真は、
後にHIVポジティブのロシア人ドナーに関する記事にリンクされ、
最終的にはロシア・ボロネツのHIV感染に関する記事と共に公開された。
その写真はそれら記事のどれとも直接的な関連性はない。
 
(中略) 
 
Googleの広報担当はGoogleニュースには編集者による校正を行うプロセスがなく、
Googleの社員たちは反同性愛的なイメージ写真とは全く関係がないと述べている。
 
  その記事が掲載された日の朝Googleサイトを訪れ、不快に感じてGoogleに連絡をした人々は
「わが社はニュースページに掲載されたコンテンツに対し責任を負わない」といわれた。
オレゴン州ポートランドに住むケン・ダーリング氏は
Advovate.comに応対したカリフォルニアのGoogle本社に電話をした。
「彼らはまず第一にGoogleニュースは無料のニュースサービスであること、
第二に”自動作成”されたニュースであることを告げた。
明らかに彼らのニュースは編集者による管理が全くされていないようだ。
とても信じられない。
 
 googleニュースに対するhackというか、SEO対策が進めば、
ある特定のキーワードを含むニュースに対して、
特定の政治的効果を狙った画像を付けやすくすることはある程度可能でしょう。
宗教問題や民族問題や政治問題、そして広告効果が強く絡むニュースなどでは
これから先、画像イメージについてのSEO対策も進むのではないでしょうか?
 さらに、"自動画像解析"が色々本格化すると、webに載せる画像、
特に商品画像の分野では、検索サイトの画像解析エンジンにとって
「わかりやすい画像」を作ることが商売として求められるかもしれません。
極端に記号化された、植物図鑑というよりもむしろ
アイコンのように「○○らしい」画像。