安価な薄型ディスプレーを商品包装に利用

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20051219301.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20051220307.html
HotWiredJapan


 ゲルト氏によると、2007年には
解像度80dpi(1インチあたりのドット数)のカラーディスプレーが、
薬瓶などさまざまな商品パッケージに使われる見込みだという。
3種類以上の画像が次々と現れ、簡単なアニメーションを表示したり、
複数のメッセージを順番に繰り返したりするようになる可能性もある。
さらに、2008年までに解像度が倍になるかもしれないと、ゲルト氏は見通しを語る。
(中略)
 それでも商業利用に関しては、
シーメンス社のディスプレーは基板のコストが非常に安いため、かなり有利だと言える。
シーメンス社によると、米イーストマン・コダック社が開発した
紙のように薄い約2.5センチ×5センチの電子ディスプレーは、
1個あたりの製造コストが40ドルを超えているが、
シーメンス社のディスプレーは1個あたり30セントしかかからないという。
シーメンス社によると、同社のディスプレーの基板は
印刷所と同等の清浄度で生産できるため、
競合品の素材と異なりクリーンルーム環境は必要ないという。