撮影後にピントを合わせ直す新しいカメラ技術

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20051130302.html
HotWireJapan
 


 従来のカメラでは、
光線はカメラのレンズを通過し、
フィルムまたはデジタルセンサー上の1点に集まる。
そこでカメラは光を測定するが、
光が入ってくる方向については、詳しい情報を得ることがない。
いっぽう、イング氏のカメラはメインのレンズとセンサーの間に
約9万個の超小型レンズを搭載している。
これらの超小型レンズで入射するすべての光線を測定し、光の方向を記録する。
そして撮影後、どのようにフォーカスを修正(写真)したいかによって、
ソフトウェアを用いて光線を追加する仕組みになっている。
 
 この技術は、手軽にスナップショットを撮りたいアマチュア
さらにはプロの写真家の両方にとって役立つ可能性がある。
また、監視カメラでより鮮明な映像が捉えられるようになるかもしれない。
 
(中略)
 いっぽう、イング氏の発明によって
カメラの構造がいくつかの点で簡素化される可能性はある。
イング氏の装置を搭載したカメラは、ピントを合わせるためのモーターが必要ない。
つまり、カメラの可動部品を減らせるわけだ。
 
 やばいやばいやばい、ついに昆虫的な複眼志向のカメラが出てきた。
この技術はある種のVRや「ビデオゲーム」製作に無茶苦茶使えるというか、
自分がいま(脳内で)こつこつ仕込んでやっている作業*1
バッチリ使えるツールですよ。
今すぐとは言わないが、数年後には業務用として市販されそうな気がする。
ところで、このカメラ、5年後には幾らで買えるんだろう?

*1:詳しいことはナイショです