「「戻る」ボタンは単なるボタンではない。それは自由の象徴なのだ。」

http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20051018#p01
圏外からのひとこと(2005-10-18):「Ajaxという未来をWEBという歴史にどう接続するか」
の、『Pragmatic Ajax』の試訳から。

 
Ajaxでは、最初にページを開いてから、
ユーザの操作によって、同じページの中で内容が更新される。
場合によっては、サーバから持ってきた新たな文書が、
まるまるそのページに埋めこまれる。
その時、もしユーザがその操作を「取り消し」したいと思ったら、
ブラウザの「戻るボタン」を押すことで、ページの内容を復帰できると期待するだろう。
 
しかし、期待に反して、そのページの前に見ていた
全く関係の無いページまで戻ってしまう。
「取り消し」の「取り消し」つまり「進む」ボタンを押すと、
問題のページを最初に開いた状態に戻る。
 
これは、世界中のどのWEBページを見ていても、
常にそこにあった「戻る」自由という、
ユーザが暗黙にWEBブラウジングに持っていた期待を裏切る動作だ。
 
 Flashを多用したサイトの場合に、こういう事が結構あります。