まずい総務省用語といえば「ユビキタス社会」でしょう。

http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20050627#p1
霞が関官僚日記』「総務省よ…」
から。コメント欄に要注目。
 


・S2/通信屋
『まずい総務省用語といえば「ユビキタス社会」でしょう。
ユビキタスには「キリストが遍在する、いたるところに出現する」
という意味があり、
ユビキタス・ネットワーク社会はともかく、
ユビキタス社会とかu-Japanなんて言うと
「おお、日本も遂にキリスト教国を目指すのか!」と
叫ばれ抱きしめられても文句は言えないらしい。』
 
・通りすがり
『「オムニプレゼンス(・ネットワーク/コンピューティング)社会」であれば、
言葉の面に於いては一応問題ないのでしょうか。物凄く響きが悪いですが。』
 
・S2/通信屋
『やばい雰囲気を感じます。
手元の辞書ではomnipresenceはpluripresenceの対語で、
後者は神学用語だそうです。
いま海外出張中でOEDが手元にないので断言はできませんが。
総務省も現在は必ず「ユビキタス・ネットワーク社会」と
言うように気をつけていると聞きますが、時既に遅し。』
 
 
 モノや技術によって、「思想信条」が言葉抜きで「ぽん」と輸出される。
 いや、そのいい方は間違いで、
何らかの志向性を持つモノや技術それ自体が、
広い意味での「code」のような伝達性を
それに触れる(見る)相手に対して持つんだな。
「code」を生み出す側の持っている世界観だとか癖だとか
時代故の限界だとかって、結構伝わってくる時がある。

 それを上手い具合にブーストしたり、上手い具合に誤用したりwするのがhack。