「犯罪監視カメラ」と「自殺監視カメラ」

http://www.asahi.com/national/update/0827/005.html
街頭防犯カメラが犯行生中継、約10分後に逮捕 渋谷
(asahi.com : 社会)
 
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/culture/story/20040830206.html
物議をかもすテクノアーティスト、共和党大会でデモ支援計画(上)
 

 だが数年もしないうちに、ジェレミジェンコ氏の活動は大きく方向転換した。BITで『スーサイド・ボックス』というプロジェクトを手がけたのだ。動くものに反応するカメラを使って、サンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジから落下するあらゆるものの動きを記録しようという試みで、結果は驚くべきものだった――3ヵ月と少々の間に17人もが身投げしていたのだ。それまでは、ここで自殺した人がいても、米沿岸警備隊が死体を回収できた場合しか発覚しなかった。
 
 「数えられていない――言い換えれば、目を向けられていない――悲劇的な社会現象を追跡調査するのが目的だった」とジェレミジェンコ氏は話す。これを皮切りに、ジェレミジェンコ氏は独創的な手段でデータを集めて何らかの問題にスポットライトを当てる、あるいは本人の言葉を借りれば「証拠のレベルを引き上げる」ことを目的とした、一連の技術プロジェクトを手がけるようになった。

 
 要は同じ監視カメラですが、犯罪監視カメラと自殺監視カメラ。