日本のコンテンツ保護は厳しすぎる――なぜ戦わないのか?

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0406/21/news003.html
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http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0406/21/news003_3.html
from ITmedia ライフスタイル
 
 小寺信良さんのコメントが非常に興味深いです。
しかし、家電メーカー側もコピーガードやリージョンコード設定を積極的に行うことや、
ビジネス上でもハードウェアとソフトウェアの連携がますます進んでいることも
考慮しておくべきでしょう。

 ちょっと長いけど引用。


 ただちょっと大人げない言い訳をさせてもらえるならば、われわれ日本人は、どうも団体交渉の成果ということに対して、多くを期待していないようなところはないだろうか。例えばデモ行進などに参加したとしても、それによって何かが変わるという気はしない。結局は力を持ったヤツに強引に蹴散らされていくというケースを多く目にする度に、そういう交渉のあり方って効果ないんじゃないの? と思ってしまうのだ。
 
 そう言う意味では、アメリカ流のギラギラした戦闘意欲を日本のコンシューマーに求められても、困っちゃうのである。
 
 では、われわれならではのアピールの仕方とは、どういうスタイルだろう。
コンテンツホルダーに対して直接団体行動を起こしても、あまり報われる感じがしない。というか日本の消費者は、コンテンツホルダーになめられてる。
(中略)
 それよりもわれわれの国には、他国にない大きな特徴がある。それは世界的に名立たる強力な家電メーカーが、んもうゴロゴロ存在するという事実だ。そして彼らは間違いなく、消費者を味方に付けたいと思っている。これを利用しない手はないだろう。彼らを生かしているのが、購買意欲旺盛で新しもの好きなわれわれ、すなわち日本の消費者だからだ。

 彼らの強力なスポンサー力を発揮して、コンテンツホルダーを動かしていこうという作戦である。名付けて「強力なスポンサー力でコンテンツホルダーを動かしていこう作戦」だ。いやそれってそのママじゃねーか。