そうだ、忘れていた波状言論前回の読んでなかった。
波状言論10-b号掲載のhitomisiriingの赤田祐一(Quick Japan元編集長)インタビューから。
――最近は新人類世代あたりの人が、サブカルチャーや雑誌に政治性を導入しようとしているのが目につくと思うんですけど、雑誌に政治性が入ってくることに関してはどうお考えですか?
赤田:警戒してますよ。雑誌がつまんなくなってくると思う。
――音楽と政治を結び付けるサウンドデモなんかは……?
赤田:興味がないです。それと、デモとかって、俺は恥ずかしくてできない。有効性があるんですか?
――「じゃあ、有効性のあるものって何だ?」って聞かれると思うんですけど、そういう反論に対しては、どうですか?
赤田:難しいですね。東さんが『中央公論』(中央公論新社)で、「情報自由論」って連載を書いてましたよね。ハッカーとか個人情報のセキュリティとか。そういう身近になってきた問題について個人個人で静かに考えるほうが、サウンドデモより有効だと思います。東さんにお世辞いうわけじゃないけど。