秋葉原の土地所有権のややこしさと、再開発に取り残された故の特性。

 確か、木曜日か金曜日に生協で立ち読みした、
Macintosh(マッキントッシュ)の雑誌『Mac Jack Vol.3』
http://book.mycom.co.jp/mook/68396-74-04/68396-74-04.shtml
ISBN:4839914702
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839914702/
になぜか掲載されていた
(ひょっとすると、この雑誌名はDeepMacかも(汗<DeepMacではありませんでした)
森川嘉一郎さんの文章に、
秋葉原がなぜ(80年代地上げブームの頃)大規模に再開発されなかったのか、
それが90年代の秋葉原の風景やオタクの動線・動向にどう影響したのかみたいな
ことが書かれていたような気がします。
 
 そういえば、80年代黒歴史のひとつとして、銀行からの巨額融資に裏支えされた
都心部での地上げ(都市空間の再開発)と、それに伴う旧来のローカルコミニティ消失もありました*1
 
 ふと、オタク文化価値の「地上げ(文化価値の"再開発")」のような流れが
ここ数年の日本文化政策のひとつにあるのではという気がします。
少なくとも、村上隆さんなどはこの辺りに自覚的に動いていると思います。
 自分が過去にゲームの「転売」に積極的に関わっていた経験は、
この点を考慮すると後々色々な分野で効いてくるかもしれません。
どこがどう効いてくるのはは不明ですが。

*1:生の痕跡や、「足跡」を消すという言葉をふと思い出しました