石黒邦宏インタビュー

http://terakoya.yomiuri.co.jp/shiro/nyumon/interview/01/p_ishiguro.html
インターネット入門:最前線インタビュー:石黒さんインタビュー
(yomiuriインターネット寺子屋)
経由?:梅田望夫・英語で読むITトレンド
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001171.html
  
 このインタビュー、抜群に面白いです。
自分の経験を振り返ると、この文章はプログラムを作る場合に限らず、
2chなどネットコミニティでオフ会を主催したり、
ネット上で文章を書いたりするときのやり方にも
色々と効きそうな感じがします。

 5年くらい経ちましたが、かなりの部分は僕が書いているという状態ですね。他のソフトを見ても、フリーにして公開して、いろんな人が参加して開発されるという状態にもっていくためには、やはり誰か一人「俺はこれを作るんだ!」という強い意志を持った人がいないと、難しいということを感じました。
(中略)
 ある程度目鼻だちがついて「これはいけるかな?」という時になったくらいに、やっとみんなガーっと、協力してくれるようになりましたね。

 
  

 一つ大切なのは、メーリングリストで何かコメントをもらったら、ちゃんと返事をしなければならないということです。最初の頃は忙しくて、開発もままならないので、メーリングリストに対して返事をする時間をとるのを躊躇(ちゅうちょ)するのですが、質問がきても、ちゃんと答えられなかったりすると、メーリングリストそのものが、どうしてもひゅるるるっという感じになっってしまうので、どんなに忙しくても、返事をするというのが大切です。
 
 
 

 プログラマーになりたい人たちは、とにかくプログラムを書いてみること。「あれはどうだ」「これはどうだ」とか、「日本人はどうのこうの」とか、ガタガタ言う前に「書く」ということですね。あとは、結構、勘違いすることが重要ですので、「自分はグレートだ!」「自分は凄いものが書けるんだ」と信じて、書いてみること。書いてみると実際にはうまくいかないんですけれども、あまり気にせずにどんどん書いてみるのが重要かなと思っています。
(中略)
  できたものは恥ずかしがらずにどんどん公開すること

 参照:シリコンバレーからの手紙75 天才プログラマーの身体
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/main/data/frst200211/fst.html